危険！売却活動を不動産仲介会社に「全てお任せ」してはいけない理由

アパート売却を控えており、不動産仲介会社を探している貴方。

売却に必要な物件情報だけ渡して「後はお任せで！」なんて考えていませんよね？

大事に経営してきたアパートが過小評価されますよ！高値で売るなら、不動産の知識が必要です。

勉強なんて面倒だ！という甘い考えは捨てて下さい。

この記事では

• 売却の主役は貴方
• 不動産仲介会社の営業マンとの正しい付き合い方

が学べます。

物件の売買は売り手と買い手の間に売買のプロである仲介会社が入り、取引を円滑に進める仲介という取引形態があります。

今回は「仲介」でお世話になる不動産会社との正しい付き合い方を解説します。

仲介会社に都合良くコントロールされないためにも、主役は貴方であることをしっかり認識して、売却活動に取り組んで下さい。

高値で売るためには知識が必要

投資の大原則は自己責任です。高く売れるか、安く売れるかは景気に左右されますが、何もしなければ高値売却は望めない。

物件の値付けは各社違います。同じ物件なのに価格差が1,000万以上あることは珍しくありません。

不動産は唯一無二。値付けが難しいのです。

また、土地付の1棟アパートは融資を利用する場合がほとんど。土地の資産性も大事な評価ポイント。

高額査定に飛びついてはいけない

契約を取りたいが為にあえて、高値をつけて契約を結ぼうとする会社まであります。

値付けの根拠が絵に描いた餅なのか、明確なイメージがあって提示しているのか、正しい判断が出来るかどうかは貴方の知識次第。

経営者として、不動産の知識をつけて下さい。

知識がつけば相手に依存しなくなる

知らないからこそ、頼ってしまう。

逆にその分野に詳しくなれば、他人に頼るより自分でやった方が安心しませんか？

不動産の売り買いは一生に一度あるかないか。まして、投資用の収益物件の売買なんて未知の世界だという人がほとんどでしょう。

わからないことだらけで怖い。あるいは面倒。だから販売のプロに「全て任せよう！」は危険極まりない。

知識が乏しいのをいいことに、言葉巧みに専属契約を結ばせてから、足下を見た値付けされるリスクがあります。

そういった業者と契約した場合、損をするのは他でもない貴方。

経済的自由を引き寄せる出口戦略

経済的自由が欲しい。

資産形成の一角として保有したアパート。出口戦略を失敗すればまとまった額の資産を築くのは難しい。

売却活動に真剣に取り組むことが経済的自由への近道です。

投資判断について仲介会社に依存する気持ちが起こらないレベルまで知識をつけてから、売り出しましょう。

売る前には必ず高値売却の条件を学ぶ

どのような条件であれば、高く売れるのか。土地値の推移は？、信頼出来る業者は？高値売却の為にやることはたくさんあります。

勉強して高値売却の条件を学ぶことが、貴方がやるべき事。

相手の言っていることが理解出来るレベルに到達するまでは、売却活動は控えて下さい。

販売のプロであるが、投資のプロではない

仲介会社は販売のプロではありますが、投資のプロではありません。

営業トークとして耳を傾けたくなるネタの引き出しは、いくつも持っています。

ですが、それは本当に正しい情報ですか？間違っていなくても、大袈裟に言っている可能性もあります。

情報を精査出来る能力が備わってなければ、真偽を確かめる術がありません。

投資のプロでないことを理解し、適切なアドバイスは期待しない。くらいが丁度良い距離感です。

信頼するけど、信じない！？

信頼は大事です。ただし、言っていることを全て鵜呑みにするのは危険。

信頼していたのに裏切られた？違います。信頼という名の思考停止は止めて下さい。

相手は慈善事業でアドバイスをしているわけではありません。ビジネスを成立させる為に全力投球しています。

売れなければタダ働き

不動産仲介会社の儲けをご存じですか？

売買を仲立ちして契約を成立させた際に発生する仲介手数料。つまり成功報酬です。

売買契約が成立しなければタダ働き。成績が未達であれば、会社から詰められます。

０か１００の世界です。貴方なら相手に気持ちよく売って貰う為にどうしますか？

売らせるように働きかける

仲介会社が、売却させる方向に営業していることを知っておきましょう。

バレるような明らかな嘘はつかないにしても、売ってもらおうと働きかける可能性は大いにあります。

1. 売り急がせる
2. 安値でしか売れない理由
3. 不安を煽る

そういった話が出てきたら本当なのか、注意して聞い下さい。

プロが言っているから間違いないだろうと、思考停止せずに、言われたことが「本当に正しいのか？」常に疑う慎重さを持ちましょう。

都合良くコントロールされない為にも、知識や情報の備えが大事。

断言します。学びは不動産投資家として成長の糧になります。決して無駄になりません。

侮れないと思わせる

自分の身を守る。大事な資産を過小評価させないためにも、不動産投資の知識を深めて下さい。

残酷な現実ですが相手が自分より下だと認識されると、高確率で舐められます。

適当なことを言ってもバレない、対応はいい加減にしても怒られない。

こんな風に思う業者も中にはいます。

なにも業者レベルの知識は必要ありません。

あからさまな嘘が見抜ける。相手の言っていることが理解出来るまで知識をつけて

と思わせれば、牽制になります。

アウトプットは最高の学び

学んだことを知識として定着させるためには人に教える、伝えることが最短ルート

1. Twitterなどの各種SNS配信
2. ブログ

など積極的に外に向けて発信することで、知識や情報が蓄積されていきます。

学びながら人と関わり、知識の精度と練度を高めましょう。

仲介会社との理想の関係

ある程度の緊張感を持ちつつ、お互いに信頼し合える関係が理想。

相手に緊張感を持って貰う為に、口うるさくして嫌われる必要は無い。

貴方自身が相手の言うことを理解できるまで知識をつけていけば、信頼出来る相手と出会えます。

経済的自由を手にするために出口戦略のベストパートナーを見つけましょう。

まとめ

高値で売るも、安値で売るも貴方次第。

買い手側は投資効率を高める為に、収益物件を安く手にいれたいと考えています。

業者側も買い手が付きやすいので、安く仕入れたいと考えます。

その中で、貴方は高く売りたい！と考えているのだから、努力しないと、希望通りの価格で売ることは難しいと理解して下さい。

仲介会社を信頼して売却を任せるのは大切なことですが、信頼出来る相手を見つけないと、失敗した時に取り返しが付きません。

良い結果を引き寄せる為に、貴方自身が不動産に詳しくならなければなりません。積み上げた知識は必ず役に立ちます。

資産を築き、理想の生活を手に入れるために一緒に努力しましょう。