大家に必要な能力ってなんだろう。。。
結論⇒お金を貯める能力です。
不動産を持つには現金が必要。不動産に興味はあるが、何から手を付けていいかわからない貴方。
どんなに高属性サラリーマンであっても、貯蓄していない人にアパートは買えない。
お金持ちでもない限りアパートを購入するには、銀行からの融資が必要になる。
銀行がお金を貸したい人は端的に言えばお金が返ってくる人
つまり定期収入があり、借金をしておらず、資産額が多い人にお金を借りて欲しい。お金を貸したくない人は、その真逆。
融資を受ける際、頭金で物件価格の2割を入れて欲しいと言われる時代。
たとえ運よく購入出来たとしても、経営するにもお金は必要。経営用の資金がないと、安定経営は出来ません。
だからこそ、蓄えが必要。実際に筆者も1棟目を買った時の総資産は1500万ありました。
早いうちから株や投資信託などの金融商品に触れ、毎月給料を天引きしながら、10年近くかけて積み上げた資産です。
人より優れている点は?と聞かれたら、真っ先に貯める力と答えます。
貴方が新築アパート投資を真剣に考えているなら、見て下さい。
貯める体質が身につけば、失敗は遠のく
新築アパート投資=融資を受けれるかどうか。
鍛えるべき能力
金融機関の融資は景気や時期、支店毎でも条件が変わる。
不動産投資に積極的な所もあれば、そうじゃない所もある。貴方がやるべきことは、チャンスが来た時に、しっかりと掴めるかどうか。
来たるべき日に備え、貯めれる体質を作って下さい。
今も昔もやることは同じ
チャンスは準備した人の前にしか現れない。運を掴む為に目標に向け、愚直に取り組む。
今すぐに不動産投資ができる状況じゃなくても、必ず来るいつかに備えましょう。
今も昔も、金融機関がお金を貸してもいいかなと思わせることが大事。
本当にやりたいなら、それなりの覚悟は必要。
貯める為に始めた3つのコト
- 無駄な支出を減らす
- 転職して年収を増やす
- 投資を活用する
3つが上手く噛み合い、年平均100万ペースで資産が増えて行きました。
10年後には、貯金ゼロから総資産1500万に到達。年収は400万から800万にUPしました。
現在は800万の会社を退職し、300万の会社へ。ワークよりライフを優先しました。
積み上げたから見えた選択肢
特別な事はやっておらず、お金が貯まりやすい環境を作り、ひたすら積み上げただけ。
無茶な節約やハイリスク投資には手を出さず。10年かけてコツコツ増やしました。
実践し始めた当初は、「いつか不動産投資も出来ればいいなぁ」くらいの気持ちでした。
正直、不動産投資はどこか遠い世界と思っていました。
しかし、資産が増えるに従い不動産に投資をするという選択肢が見えてきたのを覚えています。
最初は不動産をするつもり無かった。怖いし。
実践①無駄な支出を減らす
支出の見直し、固定費の最適化、無駄な出費を抑え、手残りを増やしました。
バケツに穴が空いていれば水は流れ続ける。無駄を省くことが、貯める力の第一歩。
格安スマホへの変更、無駄買い、無駄食い、余計な出費だと思うものを見直し月数万円の固定費を削減出来ました。
価値感の軸が出来る
支出を徹底的に見直しても、月2~3万ほど。大きくないわけではないがインパクトには欠ける。
しかし、支出の見直しにはそれ以上のメリットがあり、生活を見直すきっかけになる。
最大のメリットは譲れるモノ、譲れないモノの基準軸が出来る。
軸が出来ると、今後の人生において散財しにくくなります。自分で人生をコントロール出来ている満足感も得られます。
価値を見出したモノにしかお金を使いたくないと思えれば、既に貯める体質になっている。
継続のコツは譲れないモノは我慢しないこと。切り詰め過ぎると、直ぐにつまらなくなるので、無駄だと思うモノだけに絞る。
失敗を最小限に食い止めた
大家になってからの失敗の1つ。大家1年目。家賃収入が口座に振り込まれ、舞い上がってしまい、散財しました。
凄く危険な行為です。
しかし、維持するにもお金が必要とわかってからは、すぐに散財を止めました。
贅沢を覚えると戻れなくなると言いますが、貯める体質作りをしていたことで、失敗を最小限に留めました。
家賃収入のご利用は計画的に
実践②転職して年収を上げる
入金力UPの為に転職しました。
貯める体質が出来ても、入ってくる金額が少ないと貯蓄額は増えない。かつ融資を見据えて属性も上げる必要がある。
年収アップの最短ルートは転職。実際に400万の会社から550万スタートの会社に転職し、入金力を上げました。
実践③投資に触れる
株式や投資信託で資産増加スピードを加速させました。
貯金のみでもよいのでは?と思うかもしれませんが、資産の増える速度が違う。
増える反面、減る可能性もありますが、現金だけでは1500万は到達出来ませんでした。
投資も上手く活用すると資産が増える速度は加速する。早く始めれば、始めるほど複利の効果が効いてきます。
投資に慣れる
投資をしていて、良かったことがもう一つ。投資に慣れたということ。
貯金だけで資産を増やすと、使わない限り減らない。しかし、投資は資産の増減が必ずある。
小額から投資することで、リスク許容度を把握したり、投資自体に慣れることで、精神的に動じなくなる。
不動産投資をいきなりは始めていたら、資産の増減にうろたえていたと思います。
まずは入門編として株式や投資信託で慣れましょう。
政治、経済などを身近に感じれる。情報強者になれる。
投資をする意味
自分がどれだけ耐えれるのか、そもそも投資に向いているのか適性の見極めもできる。
いきなり不動産投資を始めるのは、免許取り立てで、高速道路に挑むようなもの。
億近い借金をして買った不動産が収益を生まなかった場合。売却できたとしてもマイナスが出る可能性があります。
不動産投資の失敗は人生を狂わせる。負けない為にも、いきなり不動産に手を出すのはお勧め出来ない。
買うのも、持つのも「お金」
新築アパート購入に必要な費用項目
・土地代
・建物代
・登記費用
・印紙税
・不動産取得税
・融資関連諸経費
・保険料
ざっと思いつくだけでもコレだけあります。
それ以外にも、
①毎年の固定資産税
②毎月管理会社に支払う管理料含めその他の維持費
③空室や修繕で突発的に発生する費用
購入するにも、持ち続けるにも、それなりの資金力が必要な投資です。
購入費に意識が向きがちですが、その後はもっと大切です。
いくら貯めれば良いのか
経験から、アパート1棟なら最低1000万は貯めて欲しい。
物件規模や融資をお願いする金融機関によっては1000万円以上必要な場合もありますが、
まずは貯める体質作りから。
断言しますが、1000万まで貯めれる人はそれ以上の額も貯める事が出来ます。貯める力を身に付けることが、不動産投資の第一歩.
1000万は無理ゲーだと思うなら、別の投資先を探した方がいい
選択肢を持てる
誰しも資産形成の第一歩はゼロからです。実際、筆者もそうでした。
支出を削り、浮いたお金を貯金や投資に回し、資産をコツコツ積み上げてきたからこそ不動産投資に挑戦出来ました。
もう一度言いますが、資産の多さは選択肢に直結します。
新築アパート投資はお金が掛かる
2016年当時、都内の新築アパート(単身用6室)を、土地含めて8600万で購入。
フルローンで購入出来たので、手出しはほぼ無ありませんでした。
しかし、2023年現在は当時よりも融資条件が厳しく、多額の頭金が必要な金融機関が多い。
現在は、同じ規模でも1億超え物件もあるとか
不動産は万人向けの投資ではない
合わないなら止めておくのも正解。不動産投資は自由な生活への最終目標ではなく、あくまでも手段の一つです。
焦って失敗物件を買ってしまわないようにすることが重要。
資金を多く持つメリット
不動産投資は退場しないことが重要。運よく購入出来たとしても、その後の経営を続けていかなければならない。
お金はあればあるだけ、経営に安定感が生れます。これは自身も経験している紛れもない事実。
新築アパート投資がしたい人は
不動産投資への融資が厳しくなっているのは事実。だが、融資してもらえないわけじゃない。
今も昔も、融資してもらえる人はいる。極論、銀行はお金が返ってきそうなら、お金を貸してくれる。
貴方が目指すべきは銀行に信用される人になることです。
信用してもらうには、何が必要ですか?
まとめ
貯める体質が身につけば、失敗は遠のく
始める前にしっかりと蓄財が出来る体質にしておくことが、失敗リスクを減らす方法。
不動産投資は気軽に始めれる投資ではない。スタート地点に立つのも苦労する投資。
だからこそ、始めれる準備が出来た人はそれだけで、自由な人生を歩める可能性が高い人です。
苦しい過程を乗り越えれるなら、きっと成功は近い。
不動産投資が出来ることを願っています。共にがんばりましょう。
都市部/駅チカ/新築木造アパートのブログを書いています。
2016年に不動産投資を始めて7年目
本業はサラリーマンの兼業大家です。
東京と大阪に計3棟の新築木造アパート所有(管理戸数24戸)
購入から、管理会社とのやりとりなど一通り経験し、アパート経営に必要な
「買う」「持つ」「売る」「備える」
に詳しくなれる記事を書きます。
詳しくはこちら→プロフィール
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