念願の大家になったら、家賃収入で贅沢出来るでしょうか?
答え→ほどほど使うのが正解。
毎月振り込まれる家賃。会社の給料とは別に入ってくる副収入。
家賃から維持費を引いた手残りは1棟あたり数万から十数万。新築フルローンでの購入。利回り5%とはいえ、ありがたい。
購入した当初は散財しました。
人は急にお金を手に入れると使ってみたくなる。僕もその一人でした。でもその後にやってくるのは不安と後悔。
不動産をやってみて分かったことは維持費が掛かる。
振り込まれた家賃を全く使うなとは言いません。しかし、計画性を持って使いましょう。
大家になって磨かれた金銭感覚のお話。
倹約家になった。
使うところは使い、
それ以外は締める。
自分が何に価値を見出しているかを知れた。
維持費がかかる
不動産は自分が働かなくても、毎月家賃が振り込まれます。
ただし、管理会社に支払う費用や固定資産税など、ローン以外にも支払う費用があることを忘れてはいけません。
無計画に使った代償
アパートを購入した初期、振り込まれた家賃を全部使うことが多く、不動産取得税や原状回復費が払えなくて苦労しました。
新築とはいえ空室も出ます。安定収入とは程遠い。
満室状態は長くは続かない
ターゲットの客層で入退去のペースは変わりますが、満室は長くは続かない。
満額の家賃収入の7割を目処で収益を計算しましょう。
税金や突発的費用は必ず発生します。無計画に散財すると後々、苦労します。
家賃に頼る生活は不安でした。
散財すると気持ちが落ち着かない
不動産投資を始めて1年が経った頃。
家賃は使うものではなく、突発的な費用や固定費を支払う為の経営資金という認識になりました。
家賃収入はまずは貯蓄。
ジャブジャブ使う物ではありません。お金が無い状態の経営は気持ちが落ち着きません。
アパート経営は事業
アパート経営を続けるには、維持費が必要。家賃収入からいくら使うか、どう使うかは全て自分次第。
今後必要であろう費用から逆算し、計画的に使う必要があります。
家賃収入が入ってくる生活は嬉しい反面、リスクや維持費と向き合う必要があります。
不動産投資を初めてからは金銭面で余裕が出来ました。
しかし、常に不安との戦いでもあります。不安を払拭するには出ていくお金を見直すしかない。
家計の支出を徹底的に見直し、最適化しました。
アパート経営を通して、家計にも目を向けるようになった。
価値観を確認する
家計に掛かる固定費は
- 本当に必要なのか?
- もう少し安くならないのか?
- 代用出来ないか?
- 頻度は適切か?
様々な角度から検討し、生活の質を落とさず無理無く出来る範囲で締める。
800万の年収にあぐらをかき、ザルな計算していた家計。
不動産を始める事で、本業年収が下がっても、自分の価値観と向き合えば幸福度は下がらないと身を持って知りました。
・子供の教育費
・子供の歯列矯正
・特別なイベントや旅費
・プロテイン
・健康や体力増進に直結する費用
・自分の衣服代
・コンビニの買い物
・間食
・宝くじの定期購入
見直すと、自分の費用は締める、子供の費用は出せる。
不動産投資を始めたことで、自分が何に価値を感じるのか見つけました。
満足度が上がる
価値の基準が出来てからは、無駄と思える支出は極力抑える努力をします。
価値があると感じれば惜しみなくお金を使うようになりました。お金は使って初めて価値がある。
使うべき所に使うと、人生の満足度が上がります。
お金との距離感
お金は適度に使うもの。
倹約すればするだけ資産形成は加速しますが、使わなければただの数字。
貴方や貴方の家族を満たしてはくれません。
幸せを感じて生きるには、やりたいことを満たす必要があります。
不動産を通じて、お金と適度な距離感を持ってるようになりました。
真に価値を感じること
更に、健康にも気遣うようになりました。
不動産を始めてから、時間が出来たことで身体のメンテナンスは欠かしません
どれだけお金があろうが、健康でなければ全力で楽しむことは出来ない。
適度な運動を取り入れて生活することに幸せを感じてます。
まとめ
倹約家になった。
使うところは使い、
それ以外は締める。
今はいかにして幸せに生きれるかを模索しています。
散財し続けて、資産を減らしながら生活するのは嫌だし、お金を使わず窮屈な生活を続けるのも嫌。
お金とは適度な距離間で付き合っていきたいと思います。
共に頑張りましょう。
都市部/駅チカ/新築木造アパートのブログを書いています。
2016年に不動産投資を始めて7年目
本業はサラリーマンの兼業大家です。
東京と大阪に計3棟の新築木造アパート所有(管理戸数24戸)
購入から、管理会社とのやりとりなど一通り経験し、アパート経営に必要な
「買う」「持つ」「売る」「備える」
に詳しくなれる記事を書きます。
詳しくはこちら→プロフィール
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